●登山記録のHP
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・日光白根山登山(2023.10.27)
・鳴虫山登山(2023.3.15)
・篠井冨谷連峰(2022.3.11)
・筑波山(その3)(2021.11.26)
・雨巻山(その2)(2021.5.24)
・筑波山(その2)(2021.4.12)
・晃石山(その2)(2021.1.13)
・茶臼岳(2020.10.8)
・古賀志山(2020.9.28)
・鶏頂山(2020.8.4)
・羽黒山(2020.7.22)
・八溝山(2020.7.13/11.6)
・晃石山(その1)(2020.4.2)
・筑波山(その1)(2020.3.19)
・加波山(2020.3.5)
・雨巻山(その1)(2020.1.10)


・最近(2023.10.6)、「峰の茶屋」と「朝日岳分岐」との間の登山道で悲しい事故がおきてしまいました。那須連峰は2,000mにも満たない低山ですが、ほとんどの登山道が雨や風をさえぎる樹木のない岩場が多く、西方面から台風のような強烈な風が吹いてきますので、 悪天候の場合は、無理をせず、登山の中止や、途中で引き返えす決断が必要だと思っています。


    紅葉には多少早い時期かなとは思いましたが、台風が2日前に通過して、好天が見込まれるので、三本槍岳・朝日岳に登ることにしました。 この登山コースは今回で3度目で、45年前と25年前に登っていましたが、当時と登山道のルートや周りの景色は変わっていないはずなのに、当時の記憶のイメージと違う事が多くあり、 当時の記憶を呼び戻しながらの懐かしさを感じる登山となりました。
    現在は、慢性的な運動不足と加齢、かつ右膝関節痛と山登りには3重苦となっており、ストックを使用して4足歩行を行なっているため、登山道歩行の所要時間は過去とは比較にならないほど時間が掛かってしまいました。
   しかしながら今日は雲一つない快晴で、以前の2回の登山とも、強風で、急斜面の岩場では吹き飛ばされないように注意しながらの登山でしたので、ほとんど風もなく、景色を楽しみながらの 楽しい1日となりました。



    

・地図はマウスをかざすと登山ルート高低図に変わります。





    

・工程図はマウスをかざすと拡大します。



【登山コースの所要時間】

【登り】 駐車場~峰の茶屋~熊見曽根~清水平~三本槍岳山頂-------180分(休憩時間も含む)

【下り】 三本槍岳山頂~清水平~熊見曽根~朝日岳経由~峰の茶屋~駐車場------------------180分(休憩時間も含む)

高度差(駐車場~三本槍岳山頂)---------約530m
歩行距離-----------------約11km
歩行歩数-----------------約20,000歩

ストックを使用した4足歩行で、下りは特に右膝に加重が掛からないように慎重に歩いたため、登りと下りの時間が同じになっています。
・45年前の記録では往復の所要時間は約5時間でした。





★★★すべての図や写真は、マウスをかざすと拡大します。★★★


★駐車場に到着

    

・地図はマウスをかざすと拡大されます。



 

・登山道入口にある「峠の茶屋駐車場」に7時15分ごろ着きましたが、予想どおり第一、第二駐車場ともほとんどが他県ナンバーの車で満車でした。 やむを得ず、400m(高度差約80m)ぐらい下にある「ロープウエイ駐車場」に戻りました。



・「ロープウエイ駐車場」にはロープウエイの営業開始時間は8:30分なのに、すでに10数台停車していました。たぶん、私と同じく先の「峠の茶屋駐車場」に駐車出来ず、 この駐車場に戻ってきた登山者の車のようです。駐車場の整理の人に伺うと上の「峠の駐車場」は夜中の内に満車になる日もあるとのことでした。



★那須ロープウエイ駐車場から登山開始

    

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・道路を渡り、左側にある登山道を登り始めました。




 

・きれいに整備されていて歩きやすく、遊歩道のような登山道でした。




 

・10分程度歩けば満車で駐車出来なかった「峠の茶屋駐車場」に出ます。登山道入口手前にトイレ画像があります。




 

・駐車場の階段を登った先に「登山者カード記入所」があります。危険な登山コースではありませんが、強風が吹き荒れる急斜面などがあるので、登山者のマナーとして、登山者カードを投函しました。



 

・最初は樹林帯を登ります。



 

・しばらく(25分程度)歩くと登山道を覆う木々がなくなり、高山の雰囲気が味わえる、岩だらけの登山道に変わります。今日はいつも峰の茶屋方面から吹き下ろしてくる強風は全くありませんでした。





★「峰の茶屋」に到着   【 那須ロープウエイ駐車場から60分】

    

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・茶臼岳と剣が峰との鞍部にある「峰の茶屋」にある避難小屋に着きました。これ場所はいつも台風のような強風が吹いていますが、今日は珍しくほとんど風がありませんでした。ここで簡単な朝食のため10分程度休憩しました。



 

・進行方向と逆方向の南方面には茶臼岳が見えます。



 

・西方向にある急斜面の登山道を下ると秘境で有名な三斗小屋温泉へ行くことができます。



 

・朝日岳・三本槍岳のある北方向に向かって歩き始めました。



 

・剣が峰(1,799m)の東側を通過します。この付近のみ樹木が見られますが、2~3分も歩くとすぐに岩だらけの登山道になります。



 

・10分近く歩くと「恵比寿大黒」の標識がありましたが、事前に調べていなかったので、どの岩かわかりませんでした。



 

・この付近では危険な箇所には鎖があり安全に歩くことができます。これから先は、「朝日岳分岐」への岩場の急斜面になります。



 

・「朝日岳分岐」への登りで、登山ルート中、この付近が唯一、急斜面で、コース沿いに鎖がありますが、強風や落石に注意が必要な箇所となります。以前の2回の登山では、体が飛ばされるような強風でしたが、本日は奇跡的に無風状態でした。この急斜面を登り切ると朝日岳分岐に出ます。





★「朝日岳分岐」に到着    【那須ロープウエイ駐車場から1時間45分】

    

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・峰の茶屋から約1㎞、35分で、「朝日岳分岐」にたどり着きました。朝日岳と三本槍岳方面に分かれる地点です。朝日岳は右方面になります。朝日岳登頂は下山時に予定しているので、北方向にまっすぐ進みました。



 

・朝日岳分岐から東方面を眺めるとすぐそこに朝日岳が見えます。峰の茶屋へ登る登山道から眺める雄大な形と違い、奇妙な形をしています。私は初めて来たときは標識が無ければ朝日岳と信じられませんでした。



 

・これから、「熊見曽根」、「1,900峰」、「清水平」、「北温泉分岐」を経由して三本槍岳へ登るので、まっすぐ北方面の熊見曽根に向かいます。犬も歩いていました。この犬は三本槍岳の山頂でも見かけました。





★「熊見曽根」に到着   【那須ロープウエイ駐車場から2時間00分】

    

・地図はマウスをかざすと登山ルート高低図に変わります。





 

・「熊見曽根」と恐ろしい名前がついていますが、眺めがよい尾根です。 峰の茶屋から1.3km、清水平までは0.7kmの表示がありました。左方面へ行けば、「隠居倉」を経由して「三斗小屋温泉」に行くことができます。



 

・北方面を眺めると、左側に見える山が「三本槍岳」で、右側は「1,900m峰」で、この山を超えて「清水平」に下ります。



 

・後ろをふりかえれば雄大な茶臼岳をみることができます。





★「1,900m峰」に到着 【那須ロープウエイ駐車場から2時間5分】

    

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・1,900m峰の山頂へ向かって歩いています。雲一つない快晴で風も無く、快晴な登りでした。



 

・山頂には「1,900m峰」の標識がありました。



 

・山頂付近はなだらかな斜面で遥か彼方に見える小さなケルンの先が「清水平」への下りとなります。



 

・「清水平」へは高度差約90mの急な下りとなります。せっかく登ったのに下るので何か損した気分になりました。







★「清水平」に到着 【那須ロープウエイ駐車場から2時間25分】

    

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・ 登山道脇に池塘がありました。



 

・この辺が「清水平」です。尾瀬のような木道がありましたが、乾いている様子で水辺は見当りませんでした。



 

・清水平の途中に【朝日岳まで1.5km 55分】【北温泉分岐まで0.5km 15分】の表示がありました。





★「北温泉分岐」に到着 【那須ロープウエイ駐車場から2時間35分】


    

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・清水平から笹やナナカマドに囲まれた登山道を少し登ると「北温泉分岐」に到着します。右方向は、「北温泉」や「マウントジーンズ那須のゴンドラ山頂駅」に行くことができますが、ここもまっすく進みます。



 

・後ろ(南方面)を振り返ると1,900m峰、朝日岳が見えました。



 

・真っ赤に色づいたナナカマドを多くみかけました。



 

・少し下った後、なだらかな斜面を登り、「三本槍岳」の山頂を目指します。





★「三本槍岳」の山頂に到着 【那須ロープウエイ駐車場から3時間00分】



 

・広々とした三本槍岳の山頂に到着しました。以前2回の登山では他の登山者を見かけない寂しい山頂でしたが、今回は多くの登山者がおりました。雲一つない青空で周囲の山々の眺めは絶景でした。



 

・「朝日岳分岐」で見かけた犬がいました。私はかなり疲れましたが、犬は平然としていました。



 

・北方面に見える三角形の山は「須立山?」のようです。



 

・西方面には栃木と福島の県境にある大峠を経由して登ることができる「流石山」、「三倉山」、「大倉山」が連なって見えました。



 

・南方向を眺めると小さく茶臼岳が見えました。





★三本槍岳~「朝日岳分岐」まで同じルートを引き返したので省略しました。

★★三本槍岳山頂から下山開始  

★★北温泉分岐に到着  【三本槍岳山頂から30分】

★★清水平に到着  【三本槍岳山頂から40分】

★★1,900m峰に到着  【三本槍岳山頂から1時間】

★★熊見曽根に到着  【三本槍岳山頂から1時間5分】


★★「朝日岳分岐」  【三本槍岳山頂から1時間15分】


    

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・「熊見曽根」まで戻ってきました。これを下れば「朝日岳分岐」に戻ります。前に見える奇妙な形の山が「朝日岳」です。



 

・「朝日岳分岐」に到着しました。多くの登山者を見かけました。10分程度休息後、朝日岳に登りました。





★「朝日岳山頂」への往復     【往復約30分】


    

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・朝日岳分岐から見た「朝日岳」です。往復するため、リックを置いて身軽にして登りました。



 

・高度差約50mぐらいのなので、約10分も登ればすぐ山頂に到着します。抜けるような青空で、360度最高の眺めでした。



 

・南方面を眺めると迫力満点の茶臼岳が見えます。



 

・北方面には先ほど下って来た「熊見曽根」が見えます。



★下山のため「峰の茶屋」へ向かいました。    




 

・朝日岳分岐に戻り、峰の茶屋方面へ斜面を下り始めました。岩の急斜面が続きます。下に登山者が歩いているので、落石をしないように、急斜面にある鎖とストックを使用して慎重に下りました。



 

・前方には茶臼岳の堂々とした姿が目に入ります。



★「峰の茶屋」に戻りました。    【三本槍岳山頂から2時間10分】

    

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・無事、峰の茶屋に戻ってきました。





★峰の茶屋から駐車場へ無事下山。    【三本槍岳山頂から3時間00分】


    

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・なだらかな登山道を駐車場に向け下りました。長時間の歩行で膝が笑っている様子なのでつまずかないように慎重に歩きました。天候は晴天が続いていました。



 

・登山道脇に樹木が見えてきましたので、もうすく「峠の茶屋駐車場」です。



 

・「峠の茶屋駐車場」に到着しました。朝方は満車でしたが今は若干駐車スペースができていました。



 

・「峠の茶屋駐車場」から朝、登って来た登山道を下り、無事、「ロープウエイ駐車場」に戻りました。登り・下りの所要合計時間は6時間でした。なおこの「ロープウエイ駐車場」は満車で道路にはロープウエイを利用する人達の駐車待ちの車で大渋滞のようでした。



以上です。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。



★峰の茶屋を経由した「茶臼岳登山」のホームページも掲載しています。

 
 ←左の画像をクリックすれば「茶臼岳登山」のホームページが見られます。



上記以外にHPとYouTubeを作成しておりますので、お手すきの際にでも見て
いただければ幸いです。 (矢印をクリックすれば、見られます。)

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